相談してくれた相手に、あなたなら何を手渡しますか?私の答え。

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こんにちは。

唐突ですが、私は雑談が苦手です。
どこかでばったり人と会うと、いつも何を話したら良いのか分からなくなり、(早めにこの場を立ち去りたい…)と感じたりします(>ω<)

そんな私ですが、たまに、人から相談されることもあります。

電話やラインなどで時々相談をくれるその人は、その時、ものすごく強い不安の中にいました。

不安をどうしたらいいか、という相談

【あることに対して、不安がすごく強くて、どうしたらいいか分からない。身近な人が、その気持ちを理解してくれない。自分が望むような事をしてくれない。なぜしてくれないんだろう…。】

そういう状況の様でした。

不安に向かう思考の方向に加速がついて、激しく嵐のように渦巻いて何のメッセージも届かなそうだったので、
「とにかく一旦その状況から気持ちを離して、今より1ミリでもいいから気分が楽になることをしてみて。気持ちを緩めてみて。」
とだけ伝えてみました。

不安を無くすのは無理でも、加速がついた思考を、一旦止めようとしてみる。
そこからいきなり喜びや幸福の感情へ飛ぶのは難しいので、今よりほんの少しだけ楽な方へと、気持ちを動かして欲しいな、と思いました。

その後彼女から返信があり、明るい映画を観たことで気持ちが落ち着き、状況も改善したことを知りました。

ひとまず良かったと思いつつ、これはどういう状態だったんだろう?と自分なりの視点で振り返ってみました。

求めているものと真逆のことをしてしまう時

人は不安を感じる時、通常なら【安心したい】と思いますよね。

でも、「わかってもらえない」、「自分が思うようにしてもらえない」、と不満の方へ目を向けて、安心へ向かう方向とは真逆の行動をしてしまう時が、人にはあると思います。(私にも沢山、そういう事がありました)

優しくしてほしいと思っているのに、相手を責めてしまう、とか。

自分が本当に求めている事と反対のことをして、そこから抜け出せなくなってしまう様な時。

その人の中では何が起こっているのでしょうか。

それは【まだ受け入れたくない、気づきたくない】という時。

「自分らしくいていい」を拡大させると、「相手も相手のままでいい」。
「自分は正しい」はつまり、
「相手も正しい」。

どちらかを受け入れようとする時、もう片方の考え方も受け入れる事になります。

でも、まだ心からそう思えない時ってあります。受け入れる準備が整っていない、まだそれに気がつきたくない時…

あるいは、「安心したいけど、何も状況が変わっていないから感じられない。まず状況や環境が変わったらそう感じられる。周りが先。」と考えていて、心が先に安心を感じるのは無理、と思っていたりする時…

本当に望んでいることに対して心を開ききれなくて、深い部分の本心と、表面の自分にズレが生じてしまい、そうやって、真逆の方向へと進んでしまったりするんじゃないかな、と感じました。

心を開いたり、受け入れるのにどれだけ時間がかかったとしても、その人がかけたいだけ時間をかければいいと思います。
それに、必ずしも受け入れる方向に行かなくてもいい、とも思います。

すべてがプロセスで、貴重な体験だと思うからです。

ひとつ、私が相手にできるとしたら。

真実や正義は人それぞれ違うので、私がその人をジャッジしたり、具体的な解決策を押し付けたりすることは、したくないなと。

私が相手にできることは、その人自身に、自分で答えを出して進んでいける力があると、信じること。

これだけかな…と思います。

その上で何か言葉をかけるなら、私のその言葉が、痛いところを突くナイフのようなものでは無く、相手にとって安心できる、楽になるものであるよう、心がけていきたいと思っています。

読んでいただきありがとうございました。

誰でも、辛い時に、心の内を話せる人がいますように。

それではまた☆

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