先日、本当に突然、長男が通っていたピアノ教室を辞めることになりました。
レッスン当日も辞めるつもりなど全く無く、3月の発表会の曲を決めようとしていたくらいです。
辞めることになった経緯が割とショッキングな出来事だったので、2日ほどは落ち着かず、「どうしてこんな事になっちゃったんだろう…」と考え込んでしまいました。
嫌な出来事と思っていたけど…本当は?
モヤモヤを書き出してみたり、最近の自分を振り返ったりしてみた所、
私自身が、本音では先生と離れることを望んでいた
と気が付きました。
その時の衝撃と言ったら…これまでに感じたことがないものでした。
私は、今年転職してから自分の本当に望む生き方を探っていく中で「本音で、安心して繋がれる人間関係を築いていく」という望みが出てきており、そうなる!と自分で決めていたのです。それが結果として叶った形でした。
先生はご自身の学歴を誇りに思ってらして、ご自分のことをインテリと呼び、一度に一音しか出せない他の楽器や声楽に比べて、ピアノは最も優れた楽器であるとの考えの方でした。(私は声楽も大好きです♪)
生徒の親が入る共通ラインには、ほぼ毎日先生の個人的な生活の様子が送られてきて、それを見る度モヤモヤし、「私と考え方が違うんだな」と感じていました。 でも子どもに対してはとても良い先生だったので(毎回付き添っていました)、違いには目をつぶり、特に意見せず通っていたのです。
出来事を俯瞰して見たとき、捉え方が変わった
しばらくはモヤモヤして、ネガティブな出来事に心が引っ張られていましたが、次第に、
「これで良かったんだ…むしろ“本音で繋がる人間関係を築いていく”という、自分の大きな望みが叶ってる…!」
と感じられ、この出来事は私の為に起こってくれたのでは?と感じました。
そう気付いたら急に肩の荷が降りて、あぁこれ手放していい事だったんだ、楽になってもいいんだ…と、気持ちも身体も軽くなるような感覚になりました。
人は慣れたものに安心するので、何かが変化するときは不安を感じやすいと思います。
でもその変化の後に、今までと違う新しい世界が広がっているとしたら…
一週間前はあんなに凹んでいたのに、今はとても穏やかな気持ちです。思っていた以上に、日々感じる小さなモヤモヤが、自分に影響を与えていたことをしみじみ感じています。
先生へのこれまでの感謝の気持ちは当然あるとして…。人は生身なのでそれぞれ少しずつ変わっていきます。どちらがいい悪いではなく、ただ違うということ。年月が経って違いが大きくなり、今は合わなくなったというだけの事なんですよね。
お互いにとって、離れることがベストだったのかな…と今では思っています。
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読んでくださりありがとうございます。
今日も皆様にとって素敵な一日になりますように。
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