子育てママが家事を辞めてみて気がついたこと。

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辞めることにしたきっかけ

転職して時間ができたのに、何にも気持ちが動かない…それは、疲れすぎていたから。エネルギー切れが原因でした。

そこで、
嫌だけど我慢してやっていたこと
を辞めてみることにしたのです。

「え、それってただのワガママじゃない?」
「子どももいるのに辞めるなんて無理」
そんな声が聞こえてきそうですが。。

そもそもなんで嫌なこと辞めようと思ったかというと、
実業家の小田切あさぎさんの本、
・『嫌なこと全部やめたらすごかった』(WAVE出版)や、
現実主義スピリチュアルカウンセラーKIKOさんの本
・『「風の時代」は好きなことで稼ぐ』(KADOKAWA)
を読み、どちらの本も、辞めることの重要性を説いていたからです。

昭和の、努力!根性!忍耐!の時代を生きてきた私は、むしろ嫌なことを我慢しないと幸せにはなれない、位に思っていました。

でも嫌なことをしていると、大したことでなくてもすごく疲れるし、疲れる割に成果は出ないし、達成感よりも我慢したことでいつもイライラしてしまいます。

つまり、、良いことがほとんど無いことに気が付きました。

苦手だったり、嫌だけど自分がやるしかない!と思っていたことを挙げていくと、

①子どものピアノ教室で、毎回私が連弾すること
②料理
③食器洗い
④洗濯物たたみ
⑤寝る前の絵本読み聞かせ

こんな感じ。
いや、辞めるなんて無理でしょ、というラインナップです。でも、とにかく1回でも辞めてみる!と決めました。

いよいよ辞めてみる…!!

①まずはピアノの連弾。
親子で連弾すると子どもの発達に良いから、と言うピアノ教室の方針に従っていました。
でも私は、ピアノ全然得意じゃないんです。なのに早起きしたりして時間を作って、毎週必死に練習してました。
見栄はって、できませんって言えなかっただけでした。。葛藤がありましたが、最後はシンプルに「私は出来ないので、先生お願いします。」と伝えて解決。
今思えば、言いたいことを言う、というレッスンでした。

②料理。
元々、学生時代はバイト代で料理教室に通っていたくらい、料理大好きだったんです。
でも、義務感を感じながら、好き嫌いの多い子どもに毎日作るのは本当にしんどくて、いつしか辛くなっていました。好きなものまで嫌いになる…我慢って恐ろしいですね(T_T)

最初は外食してみました。恐る恐る、今夜は作るの大変だから外食したいと伝えると、旦那さんは快くOK。
ラーメン屋さんや、ファミレスなど色々行きました。
でも外食だと食事に時間がかかり過ぎて逆に出かけるのが面倒になり、自宅で食べる方が楽なこともありました。
必ずやらなくても良いんだと思うと気が楽になって、作るのも前ほど苦痛を感じなくなったのも大きかったです。
品数を減らしたり、出来合いや冷凍ものを使ったり、色々試しました。
作るボリュームを減らすだけでも、かなり心が楽になりました。
料理の場合は、完全に辞めると言うより、無理な時は外食するとか、お惣菜を買うとか、鍋にするとか、…その時の自分に合わせて、色んな方法を組み合わせてバランスをとる。それが自分には合っているとわかりました。

③④食器洗い、洗濯物たたみ。
食洗機を検討しましたが、借家でキッチンのスペース的に厳しかったので諦めました。
紙皿や紙コップ、割り箸も使いました。
自分は良くても家族の食器はいくらか出るので、洗ってもらったり、気にせずためて置いて、使うコップが無くなったら洗ったり。気持ちが辛くない時に洗ったりしました。

洗濯物たたみは、子どもに手伝ってもらいました。1回50円の大盤振る舞いです笑
子どもなので毎回はしてくれません。やってくれないときは、乾燥機から出したらタオル、衣類、下着、など分けるだけ。そこから使いました。死ぬことは無い、と割り切りました。

⑤寝る前の絵本読み聞かせ。
子どもの情緒や語彙の発達のために、頑張ってやってました。
でも「もう1回!」「もう1冊!」と終わりが無く、読み進めるうちに私もイライラ。これも辞めてみました。
「ママは疲れてしまったから、しばらく絵本は読めなくなりました」と伝えたものの、そこは子どもなので「はい、そうですか」とはいきません(+_+)
「今日も良い1日でした。早く寝ていい夢見よう!」と寝ることにしました。ブーブー言っていたので、たまに夫が読んでくれていました。

本当に嫌なのは別のことだった?!

家事を辞めてみて気付いたのは、いつもきれいな状態にしないといけない、ちゃんとしないといけない、という理想にとらわれすぎていた、という事でした。
私は家族と笑って豊かな時間を生きていきたいのであって、家事はその手段でしかありません。
それがいつしか手段が目的になってしまっていました。私は食器を洗ったり、洗濯物をたたむために生まれて来たんじゃないはず…。
大事なのはそこじゃなーい!!
そう気付いて、たまに絵本は復活しました笑(楽しく読める範囲で)

また、正社員だった時は、いつも急いでいたことに改めて気付きました。
通勤や送迎、仕事に家事に、習い事のフォロー…毎分毎秒急いでいて、その中で家事をいかに早くこなせるか必死でした。


仕事を辞めてしばらく経った時、 この「急がないといけない」が1番だったんだ、と気が付いたんです。

感情が無くなるほど急がなくても良いなら、料理するのも、食器を洗うのも、洗濯物をたたむのも、絵本を読むのも、本来自分はそんなに嫌では無いと感じたんです。(ピアノ…と突っ込まないでください笑)

【急ぐことを辞める】が、私にとっての本当に大切な事でした。

終わりに

取り組んだ内容を改めて書き出してみると、自分でも滑稽だなぁと思います。辞めるためにあれこれ知恵を絞って、工夫して。正直、やっちゃった方が簡単、とも思いました。
それでも、辞めてみてわかった事がたくさんありました。
我慢はその人の良さを殺してしまうんじゃないか?と今では思っています。
辞めるために必死になりすぎたら、それこそ元も子もないですが…。辞めた分、自分にエネルギーが戻ってきて、本来やりたかった事を楽しめると思います。
どこかで頑張りすぎている方の、何かのお役に立てたら嬉しいです。

読んでくださりありがとうございました。

今日も素敵な1日になります様に☆

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